【茶道に学ぶ生き方】大日本茶道協会会長の松平洋史子先生をお招きし、社内研修を実施いたしました

t&t合同会社、広報担当の田中です。

11月末に、大日本茶道協会 会長の松平洋史子先生をお迎えして社内研修を実施しました。研修では茶道のいろはだけでなく、ビジネスマンとして、ひとりの人間として必要な心構えや視点を学び得ることができました。

この記事を書いている私は、生まれてこの方茶道に触れる機会がなく「お茶?スタバの抹茶ラテは好きですよ」のレベル。もう論外です。

そんな右も左もわからない人間に対して、懇切丁寧なご指導をいただきました。

CEOとCOOはすでに講習を受講済み。私はこの時はじめて松平先生にお会いしたのですが、第一印象は「なんてチャーミングな女性なんだろう!」と、感じました。

「お茶=厳しい」というイメージが先行していたため「どんなに厳しい人なんだろう」と戦々恐々で望んだ研修ですが、終始心地よい緊張感に包まれながらも、雑念を放り出し夢中になってお話に聞き入っていました。

具体的な内容としては、茶席の作法。お菓子やお茶のいただき方。また、そこに至るまでの一連の流れなど。初心者からすると「ドラマで見た…」という認識です。
しかし、今回の研修はそんな単純なものでは終わりませんでした。

作法や扱う道具すべてに意味がある。所作のひとつひとつが相手に対する心遣いに満ちている。このことをストーリー性を持って教えていただきました。

茶道というと、どこか堅苦しく細かなことをたくさん覚えなければいけないイメージがありました。しかし、一連の動作に意味とつながりがあり、裏付けられた心が備わっていると理解すると、ストンと腹に落ちました。

近年、「おもてなし」「ホスピタリティ」というワードが盛んに使われています。しかし、なかには「相手のため」というよりも「自分をよく見せるためのパフォーマンス」にすぎないケースがあります。自分の生活の中に落とし込んでも、心当たりが多々ありました。

しかし、本当に求められるのは「自分がやって気持ちいい気遣い」でなく「相手が心地よいと感じられること」であると痛感しました。

これは、毎日の中で常に意識すること。
たとえば、仕事のメールをもらって返信するタイミング。
たとえば、家族との何気ないワンシーン。
いついかなる時も、心に留めおきたい教えだと感じました。

今後も、定期的に研修を実施していただけるとのことでとても楽しみにしております。
素敵なお時間をありがとうございました。

t&tLLC 田中

▼松平洋史子先生公式ブログ▼

https://matsudairayoshiko.com/

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